
暗い店内をそのまま撮ると、肉眼では上品でも写真では黒くつぶれます。反対に明るく加工しすぎると、来店時の印象と離れてしまいます。店舗写真の役割は豪華に見せることではなく、初めての人が入口から席までを想像できるようにすること。必要なカットを先に決め、撮影後の更新まで考えて準備しましょう。
最初に撮るべき5つの場所
優先するのは、ビル外観、店の入口、受付、客席の全景、代表的な席です。外観と入口は集客写真らしく見えにくいものの、当日の安心感を大きく左右します。広角だけで空間を広く見せず、実際の距離感が伝わる写真も混ぜます。個室、カウンター、喫煙スペースなど店選びに影響する設備は、説明文とセットで掲載します。
- 入口までの動線が分かる縦位置と横位置を撮る
- 照明を普段の営業状態にして色味を確認する
- グラス、メニュー、荷物など不要な物を片づける
人の写真は掲載目的と同意を確認する
スタッフやキャストの写真は、誰に何を伝えるための掲載かを決めます。顔を出さなくても、接客準備の手元や店内を案内する後ろ姿で雰囲気は伝えられます。本人の同意範囲、掲載先、退職後の扱いを事前に確認し、撮影データを個人端末へ放置しないようにします。無断転載を避け、店舗が利用権を確認できる素材だけを使ってください。

画像の近くに具体的な説明を置く
Googleの公式ガイドでは、関連するテキストの近くへ高品質な画像を置き、分かりやすい代替テキストを付ける考え方が案内されています。「店内写真」だけでなく、「カウンター8席の落ち着いた店内」のように、その画像から分かる内容を簡潔に説明します。画像ファイル名も撮影時の連番のままにせず、管理しやすい名前へそろえます。
季節より先に現状とのズレを直す
写真は一度載せたら終わりではありません。内装、看板、制服、メニュー、料金表示が変わったら該当写真を差し替えます。撮影日を管理表へ残し、半年ごとの一斉撮影より、変更箇所をその都度撮る方が現状とのズレを減らせます。スマートフォンで表示速度とトリミングを確認し、主役が切れていないかも点検しましょう。
まとめ
店舗写真では、外観から客席までの流れ、実際に近い明るさ、人物の掲載同意、画像の説明、定期更新がポイントです。映える一枚だけでなく、来店前の不安を一つずつ解消する写真をそろえてください。撮影リストと更新日を残せば、担当者が変わってもサイトの写真を新しい状態に保ちやすくなります。


